日本と韓国のサッカーでの交流が盛んになっている。

韓国2部のソウル・イーランドのU-12(12歳以下)チームが、今月5日から8日にかけて名古屋で開催されたユース交流戦に参加し、国際経験を積んだ。12日、韓国メディア『STAR NEWS』が伝えている。

交流戦では、名古屋グランパス、ジュビロ磐田、アスルクラロ沼津といったJリーグクラブのユースチームと対戦。技術力や判断力を重視する日本サッカーのスタイルを、実戦を通して体感する貴重な機会となった。

日本の育成年代とも継続的な交流を進める同クラブの取り組みは、日本のサッカーファンにとっても注目に値する。

特にアスルクラロ沼津とは、2024年にKリーグ(韓国リーグ)ユース海外交流プロジェクトの一環として韓国で親善試合を行っており、今回は舞台を日本に移しての再戦となった。

ソウル・イーランドU-12のイ・イク監督は「日本サッカーの技術的な強みを実際に経験し、学ぶことができた非常に意義のある交流でした。今回感じた日本チームの良さを取り入れ、選手一人ひとりの成長とチーム力向上につなげていきたい」とコメントし、日本サッカーへの敬意を示した。

また、主将のイム・チャンヒョンは「昨年に続いて今年も海外チームと試合ができてとても楽しかったです。日本で実際にプレーして感じたこと、学んだことを生かして、もっと良い選手になれるよう努力したいです」と語り、今回の経験を今後に生かす決意を口にした。

ソウル・イーランドは、U-15やU-18年代も日本や中国の国際大会や交流戦に積極的に参加しており、今後も日本とのユース交流を通じて育成システムの強化を図っていく構えだ。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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