昨シーズン限りで現役を引退した元日本代表FW柿谷曜一朗氏は、『ジーニアス』との異名で呼ばれた天才選手だった。
その柿谷氏の引退試合が14日に古巣セレッソ大阪のヨドコウ桜スタジアムで行われた。
『YANMAR presents THE LEGEND DERBY YOICHIRO KAKITANI -LAST MAGIC』と題された試合には、元チームメイトら豪華なメンバーが集結。
セレッソ時代の同僚である清武弘嗣(現大分トリニータ)と山口蛍(現V・ファーレン長崎)も参加した。清武は、このようなメッセージをSNSに投稿していた。
「曜一朗の引退試合。彼は天才と言われるのが嫌らしいけど、やはり天才でした。
桜の8番の引退。寂しいけど最後までようさんらしいプレーでした。
改めてお疲れ様でした!またたくさんの先輩達、選手達に会えて楽しい時間でした。素晴らしい引退試合に呼んでくれてありがとう」
柿谷も清武もセレッソのエース番号である8番を背負ったことがある。柿谷本人は天才呼ばわりされるのが嫌だったというが、あらためて天才だと感じたようだ。
一方、山口は、SNSにこう綴っていた。
「曜一朗くんの引退試合
気を使ってくれて96番にしてくれたと思うんやけど、やっぱり6番付けたかったなと思った。笑
久しぶりに会えるメンバーばかりで楽しかったなー
曜一朗くん改めてお疲れ様でした、また色々とよろしくお願いします」
山口はセレッソ時代に主に背番号6をつけて活躍したが、その番号に思い入れがあるようだ。

セレッソ時代の山口と柿谷
彼は愛犬の名前(クロ)にちなんで、ヴィッセル神戸時代には96番も着用。ちなみに、長崎での背番号は5だ。なお、柿谷氏と山口は1990年生まれの35歳、清武は1989年生まれの36歳。
柿谷氏本人は、「12月14日、引退試合が無事終わりました。参加してくれた選手、スタッフ、サポーターの皆様。心よりお礼申し上げます。いろんな余韻に浸りたいので今日はこの辺で」とのメッセージをSNSに投稿していた。
筆者:井上大輔(編集部)
