小川航基、佐野航大、塩貝健人の日本人トリオが所属するオランダ1部のNECナイメーヘンは、現在4位につけている。

塩貝が7ゴール、小川が6ゴールとFWコンビが結果を出している一方、MFの佐野も活躍を続けている。

佐野は、13日のテルスター戦で見事なファーストタッチから塩貝の同点ゴールをアシストし、現地紙が選ぶリーグ週間ベストイレブンにも選ばれた。

かつてオランダのズウォレで500試合以上に出場し、中山雄太(現町田ゼルビア)やファン・ウェルメスケルケン際(現川崎フロンターレ)ともプレーしたことがある元DFブラム・ファンポレンは、『ESPN』の番組で、佐野を絶賛していたそう。

「彼はまさにすべてを兼ね備えている。

(塩貝の)ゴールは、(佐野の)ボールタッチが全てだった。あまりにいいタッチだったので、何度でも見返すことができるね。

彼はボールスキルが卓越している。本当に完成された選手だ。技術に優れていて、見るのがたのしい。3強でもやれる」

オランダの3強クラブ(アヤックス、PSV、フェイエノールト)でも十分やれると感じているようだ。

今年6月に日本代表デビューを飾った佐野は22歳のMFでテクニックとセンスを併せ持つ。岡山県出身でファジアーノ岡山でプロになると、2023年からNECでプレーしてきた。

ドイツ1部マインツでプレーする兄の佐野海舟も日本代表選手。

筆者:井上大輔(編集部)

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