三笘薫が3か月以上ぶりに試合に戻ってきた。
ブライトンでプレーする28歳の日本代表ウィングは、9月末以降負傷離脱が続いていたが、今月13日のリヴァプール戦で後半途中からピッチに立ったのだ。

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クラブ公式サイトによれば、ファビアン・ヒュルツェラー監督は、三笘についての質問に対してこう答えていたという。
「(三笘は個人技が有名だが、チーム全体への貢献は?リヴァプール戦では彼が出場するとバランスが変わり、左サイドバックのフレディ・カドゥオールも少し自由になった。彼の貢献は個人技だけに留まらない?)
彼の個人技はチームに非常に大きく貢献している。なぜなら、彼相手に1対1で守ろうとすれば、どの相手も困ったことになるのは分かっているからね。彼を止めるには、必ず2人で対応しなければいけない。
そうすると、ピッチの別のエリアでフリーになる選手ができる。そのフリーの選手をどう見つけるかが肝要。
なので、薫の貢献は大きい。それに加え、彼のゴールも我々には必要。システムも必要だ。
どのチームもトップ選手に頼っているが、彼は我がチームのトップ選手のひとり。だからこそ、彼の貢献は我々にとってものすごく大きなものだ」
打開力に優れた三笘を止めるために相手チームは必ず2人で対応するため、そのおかげでフリーになるブライトン選手ができると。
そういう意味でも、三笘の貢献は個人技に留まらないと説明していたようだ。
現在10位のブライトンは、年内に残り3試合を戦う。
筆者:井上大輔(編集部)
