多くの日本人選手が活躍するオランダ1部リーグ。
スパルタ・ロッテルダムの三戸舜介も調子を上げつつある。23歳の三戸は、パリ五輪にも出場した小柄なアタッカー。
アルビレックス新潟でプロになると、2023年にはJリーグベストヤングプレーヤー賞に輝く活躍を見せ、2024年1月からオランダでプレーしてきた。
164センチで俊敏性に優れ、切れ味鋭いプレーで得点に絡む。今年6月には日本代表デビューを果たしている。
その三戸は18日のKNVBカップ対ヴィレム2戦で2ゴール1アシストの活躍を見せた。
前半20分、三戸が放った強烈なドライブシュートを相手GKは処理しきれず、弾いたボールがゴールネットを揺らした。
前半39分にも三戸が切れのある動きからシュートを放つと、相手DFに当たってゴールに。

(C)Getty Images
三戸はチーム3点目もアシストして、5-1の勝利に大貢献。
現地紙は「三戸がKNVBカップ・ベスト16進出へ導く。この試合のスターは三戸だった」とその活躍を讃えつつ、1点目のシーンについては、「不意を突かれた相手GKの致命的ミス」、「三戸のロングシュートを完全に見誤った」とも指摘していた。
スパルタは21日のフォレンダム戦が年内ラストゲームになる。
筆者:井上大輔(編集部)
