前田大然、旗手怜央、山田新、稲村隼翔の日本人選手4人が所属するスコットランドの強豪セルティック。
リーグ5連覇を目指した今シーズンは開幕から低調が続いており、ウィルフリード・ナンシー新監督就任後も4連敗と厳しい状況が続いている。
昨シーズンは33ゴールを叩き出した前田は、今夏の移籍が破談に終わったこともあり、低調気味。今シーズン加入した山田は、まだ300分ほどしか起用されていない。
そうしたなか、『Football Insider』は、セルティックが古橋亨梧の再獲得に興味を示していると伝えた。
「セルティックは、冬の移籍市場を前に攻撃陣の補強を検討している。
関係者によると、古橋が注視されているという。彼は3年半在籍したセルティックでファンから絶大な人気を誇っていた。
この日本代表選手は、今年1月に移籍したレンヌでわずか6ヶ月を過ごした後、今夏バーミンガムへ加入。しかし、まだリーグ戦でゴールを決めておらず、主に控えに甘んじている。
セルティックがリーグ優勝を再び狙うなら、1月の移籍市場で真剣に攻める必要がある。しかし、批判の的となっているナンシー新監督は、近いうちに解任される可能性がある。
こうした不透明感から、セルティックは亨梧のような実績のあるスター選手に目を向けている」
古橋は2021年夏から2025年1月まで在籍したセルティックで、85ゴールを叩き出すエースとして活躍し、ファンからも愛された。
今シーズンのセルティックは得点力に陰りがあるため、かつてのエースを呼び戻そうとしているとか。
30歳になった古橋は、今シーズン加入した英2部バーミンガムでは、リーグ戦19試合でまだゴールがない。そういったこともあり、1年ぶりのセルティック復帰が噂されているようだ。
実現可能性は定かでないが、もしそうなった場合には山田の出場機会にも影響するかもしれない。
筆者:井上大輔(編集部)
