大橋祐紀と森下龍矢が所属する英2部ブラックバーンは、20日に行われた第22節ミルウォール戦に2-0で勝利した。
森下が絡む攻撃で開始3分に先制すると、前半45分には大橋が追加点を奪う。相手DFがヘディングでボールをGKに戻そうとしたが息が合わず、素早く反応した大橋が無人のゴールに楽々とシュートを決めた。
24チーム中20位のブラックバーンが、6位ミルウォールを2-0で下す結果となった。
『Lancashire Telegraph』は、「素晴らしいパフォーマンス。絶え間なくプレッシングをかけ、その労働量で相手DFを苦しめた。押し込んだ得点はその働きにふさわしいものだった」と今シーズン6点目を決めた大橋に9点の高評価を与えていた。
『BBC』によれば、ヴァレリアン・イスマエル監督は「2点目は少し運もあったが、相手の4バックにプレッシャーをかけるとミスを誘発できる。チームにとって素晴らしい日だったと思う」と話していたそう。
一方、敗れたミルウォールのアレックス・ニール監督は「おそらくこれまでで最もひどかった。ボールを持った時と持っていない時の判断力は、おそらくこれまでで最悪だった。最初の失点はひどかったし、2失点目はミス。あれは前半の戦いを象徴するようなものだった。前半は本当に腹立たしいものだった。特にクリスマス前にファンがどれだけ遠くまで足を運んでくれたかを考えればね。到底受け入れられない」とこぼしていたという(ブラックバーンとミルウォールは約400キロの距離)。
ブラックバーンは年内に2試合を戦う。
筆者:井上大輔(編集部)
