神村学園高校時代に全国高校サッカー選手権大会で活躍した福田師王。Jリーグを経ずに、ドイツのボルシアMGに引き抜かれた。
2025年1月にブンデスリーガ初ゴールを決めたものの、ボルシアでは出場機会に恵まれず、今シーズンはドイツ2部カールスルーエへレンタル移籍した。
カールスルーエでも途中出場が続いているが、20日のボーフム戦で初ゴールを決めた。後半から投入されると、1点を追う後半41分に値千金の同点弾をマーク。
左からのクロスに飛び込み、ヘディングでゴールを奪ってみせた。
福田は身長178センチほどだが、跳躍力はドイツでも評価されており、それを見せつけた形。ボーフムの三好康児も途中出場した試合は2-2の引き分けで終了している。
『GladbachLIVE』は「福田が今シーズン初ゴール。この日本人選手は、カールスルーエ9試合目でついに無得点記録を破った。これで真のポテンシャルを発揮したと言えるだろうか。この試合前までのプレータイムは、わずか144分。ボルシアのタレントにとっては、あまりにも短い」と伝えていた。
21歳の福田とカールスルーエとの契約には買い取りオプションが付随しているが、ボルシアでもいまだ注目されているようだ。
この日が今年最終戦だったカールスルーエは、連敗を5でとめて、2025年の戦いを終えた。
筆者:井上大輔(編集部)
