いまや数多くの日本人が海外で活躍しているが、Jリーグを経ずに欧州でプロになった選手もいる。
25歳の横田大祐もそのひとりだ。日本代表経験はないが、技巧派レフティとして欧州で評価されている。
横田は川崎フロンターレのユースで育成されていたが、ドイツ下部、ラトビア、ポーランド、ベルギーを経て、現在はドイツ2部のハノーファーでプレーしている。
昨シーズンは同じドイツ2部カイザースラウテルンで活躍した横田は、今シーズンはやや低調気味だったが、最近は22歳の松田隼風とともにハノーファーでも主力になりつつある。
『Bild』は、「横田は厳しいスタートとなったが、いまやトップパフォーマー」としつつ、ハノーファーのスポーツディレクターであるラルフ・ベッカーが「彼はこのリーグ最高の選手になれるポテンシャルがあることを示している」と横田を称賛したと伝えている。
横田にはドイツ2部リーグでトッププレーヤーになれる資質があるとのこと。
ただ、カイザースラウテルンでの活躍により、今シーズンはドイツ1部クラブ移籍が噂されていただけに、当然の評価かもしれない。
現在5位のハノーファーは、21日に年内最終戦を戦う。
筆者:井上大輔(編集部)
