今夏のプレシーズンツアーで来日したバルセロナは世界的な強豪チームだ。
そうしたなか、名門帝京高校サッカー部出身で『ホスト界の帝王』になったROLANDさんが、バルセロナのミュージアムを訪れたことをSNSで報告していた。
カンプ・ノウはまだ工事中のために残念ながら入れなかったというが、「ソシオの俺からしたら聖地です」とクラブの歴史が刻まれたミュージアムを堪能。
「ストイチコフのバロンドール。純粋にバロンドーラーが日本でプレーしてたの凄すぎるよな」
「リヴァウドが履いてたモレリア。ミズノは日本の誇り」
「ここに楽天のロゴあるの誇らしいよなぁ」などと投稿していた。
フリスト・ストイチコフは、破壊的な左足を武器に活躍した元ブルガリア代表のレジェンド。バルセロナ時代の1994年にバロンドールを受賞すると、1998~1999年には柏レイソルでプレーした。
リヴァウドもブラジル代表の10番として活躍した名レフティで、バルセロナ時代の1999年にバロンドールを受賞。


彼は日本のミズノが誇る名スパイクであるモレリアを愛用しており、来日した去年だけでなく、今年のレジェンドマッチでも同スパイクを履いている。
そして、日本の楽天は、2017年から2022年までバルセロナの胸スポンサーを務めた。

ROLANDさんは、ミュージアムに展示されている歴代のユニフォームに見つけた日本との関連に感慨深いものを覚えていたようだ。
現在33歳のROLANDさんがバルサファンになったのは、ロナウジーニョらを擁するチームがフランク・ライカールト監督のもとでUEFAチャンピオンズリーグを制した2006年頃からだそう。
また、「無様に勝つくらいなら美しく負けろ」という名言を残したバルサとオランダのレジェンドである故ヨハン・クライフを、心の師匠と崇めており、その背番号(14?)を愛車のナンバープレートにしているほどだそう。
筆者:井上大輔(編集部)
