Jリーグ同様に2025年シーズンが終了したブラジル1部リーグ。
今シーズン、1部に戻ってきた名門サントスは12位で残留を果たした。
そのサントスに今年復帰したネイマールは、怪我を抱えながらもラスト5試合で5ゴールと残留に貢献。
このほど、ネイマールは病室のベッドに横たわる写真をSNSに投稿したが、『Globo』によれば、月曜に左膝の関節鏡手術を受けたという。
また、今年末までとなっているサントスとの契約の更新交渉も近日中に詳細をつめる予定だそう。
ただ、来年2月の誕生日で34歳になるネイマールにとって、2026年ワールドカップ出場を楽観視できる状況にはない。
ネイマールはブラジル代表史上最多得点記録も樹立したが、2年以上代表戦のピッチから遠ざかっているのだ。
2023年10月のウルグアイ戦で左膝十字靱帯断裂と半月板損傷の重傷を負い、およそ1年後に復帰。ただ、それ以降もコンディション不良が相次ぎ、代表復帰は果たせていない。
同紙は「ネイマールは今年5月に就任したカルロ・アンチェロッティ監督のもとでは、代表に招集されておらず、来年のワールドカップメンバー入りも確実とは言えない。アンチェロッティ監督は、ネイマールが万全のコンディションになった時にのみ招集すると何度も明言しているが、サントスではまだそのような状況にはなっていない」とも伝えている。
ネイマールは、術後1か月ほど離脱する見込みで、来年1月11日のサンパウロ州選手権の開幕には間に合わない模様。
ただ、ネイマールとサントスは、万全の状態を整えることを優先しており、急ぐつもりはないとのこと。
筆者:井上大輔(編集部)
