株式会社SCOグループは24日、関西リーグ1部に所属する「VELAGO生駒」を運営する株式会社VELAGO生駒のオーナーとなり、株式会社IKOMA FC 奈良への社名変更とともに、チーム名も「IKOMA FC 奈良」に変更することを発表した。

株式会社IKOMA FC 奈良は、元日本代表の播戸竜二氏を代表取締役社長に迎え、関西制覇を目指して新たな戦いに挑むこともあわせて発表している。

「テクノロジーで『105年活きる』を創造する」というビジョンのもと、より多くの人々が生きがいを持ち、健康的に長生きできる未来を目指しているSCOグループ。その中でも、スポーツの力は非常に大きく、同社は競技に挑戦したり、チームや選手を応援したりすることで、人々の生きがいに深く寄与していると考えている。

今回、SCOグループは関西リーグ1部のVELAGO生駒との縁から、奈良県生駒市に住む約11万人の市民に生きがいや健康の維持を提供できるよう、VELAGO生駒が新たにIKOMA FC 奈良となりグループの一員としてスタートを切ることを明らかにした。

IKOMA FC 奈良は今後、「生駒からJリーグへ」を合言葉に、地域密着型クラブとして以下の取り組みを推進していくという。

・地域の子どもたちを対象としたサッカースクールや育成環境の充実
・スポーツを通じた健康増進・世代間交流の創出
・地域企業・自治体と連携したまちづくりへの貢献
・選手・スタッフのみならず、地域住民を含めた医療・健康面でのサポート体制の構築

SCOグループが有する医療・ヘルスケア領域の知見やテクノロジーを活用し、ケガの予防やコンディショニング、健康意識の向上など、スポーツを起点とした包括的なサポートを行っていくとのことだ。以下は関係者のコメント。

株式会社IKOMA FC 奈良 代表取締役社長 播戸竜二氏

「このたびIKOMA FC 奈良の代表取締役社長に就任することになりました。

現役時代、ケガやコンディション管理の重要性を強く実感してきました。

『すべては元気のために!』をミッションに、「やるぞ!」「いくぞ!」「ありがとう!」を行動指針に掲げ、競技力の向上はもちろん、医療や健康の側面からも支えられるクラブづくりを通じて、地域の皆さまに長く愛される存在を目指していきます」

株式会社SCOグループ 代表取締役会長 玉井雄介氏

「スポーツと医療・健康は非常に親和性が高い分野です。

IKOMA FC 奈良を通じて、競技者だけでなく地域の皆さまの『活きる』を医療の側面からも支えられる取り組みを推進してまいります。

SCOグループは、IKOMA FC 奈良の経営基盤強化や運営体制の高度化を支援するとともに、スポーツと医療・健康を融合させた新たな地域モデルの創出に取り組んでまいります。

本取り組みを通じて、スポーツをきっかけに人々の健康寿命の延伸と地域活性化に貢献してまいります」

SCOグループは、2021年から約4年間、Jリーグのモンテディオ山形とスポンサー契約を締結。ユニフォームスポンサーも務めるなど、クラブビジョンへの賛同のもと、地域スポーツ振興およびスタジアム建設構想への支援など、多方面で協力を進めてきた。

今年4月からは山形の新スタジアム事業に関して“主体的事業支援”を行っていたが、半年後の10月、突如クラブへの支援解消を発表していた。

筆者:奥崎覚(編集部)

試合だけでなくユニフォーム、スパイク、スタジアム、ファン・サポーター、カルチャー、ビジネス、テクノロジーなどなど、サッカーの様々な面白さを発信します。現場好き。週末フットボーラー。

This article is a sponsored article by
''.