地域リーグの日程は「降雪地帯とそうでない地域で二極化」

――リーグ戦とカップ戦を終えて、率直な感想はいかがですか?

「今日は朝からKSLアストエンジカップ決勝戦の解説をして、さらにアウォーズでは最後の締めの挨拶もありました。以前は壇上に上がれば自然と言葉が出てきたんですが、最近はなかなか出てこなくて、年齢を感じた一日でしたね(笑)」

――リーグ全体でスポンサーやパートナーが増えて、規模が大きくなっていることを感じます。

「本当にありがたいことです。やっぱりこうした環境を整えることがね、チームの育成にもつながると思っています。リーグの組織として、参加してくれているチームをもっと支援できるように、パートナーも増やしていきたい。微力ながら、老体にムチを打ってもう少し頑張りたいですね」

――さて、サッカー界は激動の一年を迎えますね。関西サッカーリーグとしてはどうなっていきますか。

「そう来ますか(苦笑)」

――みんなそこに一番興味を持っていると思いますよ(笑)言える範囲で…

「2027年からのシーズン移行があります。地域リーグ自体は移行しませんが、JFLの昇降格に合わせていく必要があります。

関西サッカーリーグでいえば、カレンダーに余裕が出ればチーム数を増やしたいと考えています。ということは、2026年はそのための準備の年になります。昇降格の仕組みなどをしっかり議論して、運営を作り込んでいきたいですね」

――他の地域のリーグとの連携は?

「降雪地域とそうでない地域で二極化が進むので、JFLから降格してくるチームをどう受け入れるかというのが非常に大きな問題ですね。

特に降雪地域は11月くらいがリーグ戦開催の限界になるので、それならやっぱり4月ごろから試合を始める必要があります。

一方、関西はそのような制約が少ないので、春先にカップ戦をやって、8月下旬からリーグ戦という形もできます。スケジュールが許されれば、先程言ったようにチーム数も増やしたいですね。

今年地域サッカーチャンピオンズリーグの決勝に残ったのは、関東と九州から2チームずつ。この2つのリーグはどちらも10チーム編成でやっていますよね。

チームの強化の点、そしてリーグ全体の盛り上がりも含めて、できるだけ公式戦の数を増やしていきたいと考えています」

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