「リーグが知名度を上げて、チームの営業や地域活動を助けたい」

――JFLは経済的にもスポーツ的にもレベルが上っています。地域リーグをどのように発展させていきたいですか?

「地域リーグにいる間に、チームがその地域にしっかり根ざしてほしいと思っています。そのためにもリーグの価値を上げることが重要です。今日来ていただいたパートナー様へのアプローチ、そしてSNSを活用した広報活動など、リーグとしての発信力に力を入れていきたいと考えています」

――上がってもすぐ落ちてくるようではダメですし、落ちてクラブがなくなるようでは困りますしね。

「そうなんです。リーグとして知名度を高めることによって、チームが営業や地域活動をしやすくする環境を作ることはとても大切だと思っています」

――最後に、関西サッカーリーグを応援してくれている方々へメッセージを。

「2025年は関西サッカーリーグの第60回を迎えることができました。現地やYouTube配信で観てくださった方々がたくさんいらっしゃって、非常にありがたく感じております。

『関西リーグは面白い』と、ぜひ身近な人にも伝えてほしいですね。僕自身もほとんどの会場にいますので、気軽に声をかけてください。リーグへの意見や提案も大歓迎ですし、ファンももっと増やしていただけたらなと思います。

気軽に声をかけていただいて『リーグをもっとこうしたらどうか』という要望も言ってくださったらと。もちろん飛び込み営業も可能です(笑)。

なので、リーグとしてもそのようなサポーターの方々や地域の皆さんに喜んでいただけるように運営していきたいと思います。引き続きなにとぞよろしくお願いいたします」

――ありがとうございました!来年もよろしくお願いします。

画像2: 関西サッカーリーグ運営委員長の八木勉さん

関西サッカーリーグ運営委員長の八木勉さん

地域リーグはそれぞれの気候が違うこともあり、スケジュールを統一するのは不可能であり、各地の環境に合わせた開催にならざるを得ない。おそらく降雪地帯のリーグは4月に開幕を迎えることになる一方、そうでないリーグは公式戦を増加させることも可能になるそうだ。

Jリーグ、JFL、そして地域リーグ。これらのカテゴリーのピラミッドがうまく構築されれば、日本サッカー全体の裾野を広げることになり、ひいてはレベルや経済規模の向上にも繋がる。関西サッカーリーグのみならず、全国の地域リーグや都道府県リーグの動きに注目していきたいところだ。

(筆者:籠信明)

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