日本企業DMMが保有するベルギー1部のシント=トロイデン。
GK小久保玲央ブライアン、DF谷口彰悟、DF畑大雅、MF山本理仁、MF伊藤涼太郎、MF松澤海斗、FW後藤啓介の日本人7人が所属するチームは、今シーズン好調だ。11勝3分5敗の3位で前半戦を折り返した。
そのなかで、今シーズン加入した20歳の後藤は、リーグ得点ランキングトップタイとなる8ゴールと活躍。
年内最終戦となる26日のスタンダール戦でも2ゴールを叩き出し、2-1の勝利に貢献した。
その後藤はチームで愛されているようだ。「2025年のベストシーン候補かも!?」として、シント=トロイデン公式がSNSに投稿した映像では、「ゴトウ!ゴトウ!ゴトウ!」とチームメイトたちが彼の名前を合唱していた。
11月に日本代表デビューを果たした後藤は、191cmの大型ストライカーだ。
ジュビロ磐田で育成されると、17歳でクラブ史上最年少得点記録を更新。18歳でベルギーのアンデルレヒトに引き抜かれると、今シーズンはシント=トロイデンへレンタル移籍するとブレイクを果たした。
アンデルレヒトの監督は、好調の後藤を1月に早期復帰させたいというような発言をしたが、『walfoot』によれば、後藤本人は「この冬に古巣復帰?ありえない。早期復帰はない。シーズン末までシント=トロイデンでプレーしたい」とその可能性を否定したという(契約上も不可)。
若き長身FWがベルギーでこのまま活躍を続ければ、2026年ワールドカップのメンバー入りにも絡めるかもしれない。
筆者:井上大輔(編集部)
