12日に国立競技場で行われた神村学園(鹿児島)対鹿島学園高校(茨城)の全国高校サッカー選手権大会決勝には史上最多となる60,142人が詰めかけた。
0-3で敗れた鹿島学園は惜しくも準優勝となったが、タイからの留学生である17歳の守護神プムラピー・スリブンヤコが話題を集めた。
190cmを超える長身を誇り、決勝戦でもPKを阻止するなど活躍。
2年生である彼は「第104回全国高校サッカー選手権大会準優勝。たくさん応援ありがとうございました!3年生今までありがとうございました!最後まで一緒に戦ってほんとに楽しかったです!来年は自分たちの代絶対国立に戻ります」とのメッセージを日本語でSNSに綴っていた。
タイでも彼のプレーは注目されていたようで、現地紙はこう伝えていた。
『Amarin TV』
「本当に素晴らしい!U-17タイ代表でもあるプムラピー・スリブンヤコが、日本最大の高校サッカー大会で準優勝を果たした。身長193センチの彼は、17歳のタイ人留学生で、目標はJリーグでプレーすること。
語学学習と自己啓発への努力を通して、学校にとって欠かせない存在になった。ピッチ上で常に実力を発揮し、そのパフォーマンスと強い意志でチームのキープレーヤーとして活躍し、準優勝に貢献した」
『iNN News』
「決勝の観客動員数は60,142人。104回の歴史を持つ全日本高校サッカー選手権決勝の観客動員数としては過去最高を記録した。準優勝に終わったものの、プムラピーの個人パフォーマンスは傑出しており、日本のファンやメディアから大きな注目を集めた。
言葉や違いを乗り越えたタイ出身の少年が、今や日本最大の高校サッカーの舞台で数万人の観客の前に立った。前途は有望であり、これは将来的にさらに大きな舞台へ踏み出す第一歩に過ぎないかもしれない」
彼は来日当初は言葉で苦労したというが、今では日本語でメディア対応ができるまでになっている。
筆者:井上大輔(編集部)

