日本で生まれ育ったフィリピン代表DFのステップアップが、現地で注目されている。

クロアチア1部ディナモ・ザグレブは15日、同リーグのヴコヴァルに所属していたフィリピン代表DFポール・ビスマルク・タビナスの獲得を発表した。

東京都で生まれ、青森山田高でもプレー経験を持つタビナスは、当時J3を戦っていたいわてグルージャ盛岡でキャリアをスタートさせた。

その後、2023年に当時クロアチア2部ヴコヴァルへ移籍。昨季は同クラブの1部昇格に貢献し、今回、ステップアップ移籍を果たした。

クラブ公式サイトでタビナスは「国内最高のクラブでプレーできて本当に幸せ。日本で育ったことで身についた勤勉さと規律を武器に、全力でチームに貢献したい」とコメント。

自身の特長としてスピード、跳躍力、ハードワークを挙げ、「守備が本職だが攻撃参加も好き」と意欲を示している。

現地メディア『grademoj』は同日、タビナスの「日本的メンタリティー」に注目。「規律、献身性、勤勉さはロッカールームにも好影響を与える」と評価し、守備だけでなく攻撃参加もできる“モダンなDF”として期待を寄せている。

一方、現地メディア『Budica.info』は、「残留争いをしているクラブの控え選手を、優勝候補のディナモが獲得した」と驚きをもって報道。

移籍金は約5万ユーロ(約910万円)で、今季前半戦の出場は9試合にとどまっていたことにも触れつつ、「それでもディナモは将来性を高く評価している」と分析している。

日本で育ち、クロアチアの名門で挑戦を始めたタビナスの新天地での活躍に期待したい。

筆者:江島耕太郎(編集部)

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