2月6日(金)のJリーグ百年構想リーグ開幕に向けて、キャンプやトレーニングマッチを重ねている60のJリーグクラブ。今季の陣容はほぼ出揃い、Jリーグも2026シーズンの選手名鑑を公開した。

その一方で、2025シーズン限りでクラブとの契約が満了となり、新天地が決まっていない選手たちも少なくない。

日本サッカー協会(JFA)の移籍リスト掲載選手は定期的に話題に上るが、それ以外でいまだフリーの有力選手を簡単にだが6名ピックアップした。

●ジェジエウ(31歳DF)

前所属:川崎フロンターレ(2019-2025)

超人系センターバックとして2020年と2021年にJリーグベストイレブンを受賞。近年は怪我に泣き、昨季も出場は12試合。

●ファンウェルメスケルケン際(31歳DF)

前所属:川崎フロンターレ(2024-2025)

川崎フロンターレでJデビューを飾った“逆輸入サイドバック”。オランダ仕込みの攻撃センスとボールキャリー能力が売り。

●リカルド・グラッサ(28歳DF)

前所属:ジュビロ磐田(2022-2025)

ジュビロ磐田のクラブ史上でも屈指のセンターバック。間違いなくJ1級の実力者だが昨季限りで退団、28歳にもかかわらずいまだ無所属。

●キャスパー・ユンカー(31歳FW)

前所属:名古屋グランパス(2023-2025)

スピードとエリア内の得点感覚に秀でたデンマーク人ストライカー。Jリーグでの実績は十分も、度重なる怪我で昨季は16試合1ゴール。

●伊藤翔(37歳FW)

前所属:横浜FC(2021-2025)

高卒即海外で話題を呼んだ“和製アンリ”も37歳に。昨季はJ1で16試合1ゴールを記録し、「またどこかですぐお会いしましょう」という言葉を残して1月8日に退団。

●久保裕也(32歳MF)

前所属:FCシンシナティ(2020-2025)

最後は海外組の久保裕也。19歳で海を渡ったFWは、アメリカで万能型の攻撃的MFへと進化したが、怪我に悩まされた昨季はMLSで14試合1ゴールにとどまった。

この中で、外国人選手は円安の影響やこれから半年が百年構想リーグであることを踏まえると、「高額な給料を支払ってまで…」と各クラブが獲得に消極的になっていることは想像し難くない。ジェジエウとユンカーに関しては近年負傷離脱が多いことも懸念材料だろう。

ファンウェルメスケルケン際は、そもそも昨年12月18日に川崎フロンターレとの契約満了が発表されたことを意外に感じている方も多いはず。昨季J1で26試合に出場したほか、ACLE準優勝にも貢献した31歳のサイドバックだ。

ただ彼に関しては、2024年1月に川崎へ加入する際、オランダのNECとの契約を解消した上でフリーで加入したことから、給与水準がある程度高かったことが想像される。契約延長交渉でクラブと折り合わなかった要因の一つはそこだろう。

川崎としてはパフォーマンスを評価しつつも、サイドバックは今オフ、佐々木旭(25歳)と三浦颯太(25歳)の慰留に成功。新戦力として清水エスパルスから山原怜音(26歳)を獲得し、松長根悠仁(21歳)、野田裕人(19歳)という伸び盛りの若手もいる。

こうした事情から最終的に契約満了に至ったとみられるが、新天地がこの時期まで決まらないのは、ファンウェルメスケルケン自身が欧州復帰も選択肢に入れているからなのかもしれない。

ここで触れなかった選手たちも含め、Jリーグで実績を残してきた実力者たちの今後の動向が注目される。

筆者:奥崎覚(編集部)

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