今季シント=トロイデンからドイツ・ブンデスリーガのザンクト・パウリに移籍した日本代表MF藤田譲瑠チマ。シーズン当初からレギュラーとしてプレーしているが、チームはなかなか調子に乗れず下位に沈んでいる。

『NDR』はそんな彼を「ザンクト・パウリの強みと弱みを象徴している選手」と紹介し、間違いなくチームのキープレーヤーであると伝えた。

「プロサッカーのほぼすべてがデータ化されるなかでも、ブンデスリーガで最も対戦が難しい相手を特定する実証的な数値は存在しない。しかしながら、ザンクト・パウリの藤田譲瑠チマは、そのなかで比較的上位にランクインするだろう。

低い重心、素早いステップ、そして積極的なプレー。彼はコンスタントに相手にプレッシャーをかけ、チームの中で際立つ存在となっている。

彼のプレーの特徴は、高いインテンシティだ。データの専門家によれば、彼は『量で戦う』選手ではなく、『質で戦う』存在だ。ピッチ上のあらゆる場所にいるのではなく、特定のゾーンでプレーする。そこで素晴らしい爆発力とスピードを発揮し、90分それを維持し続ける。

ボールを奪うことはまさにチームにとって重要なことである。ブレッシン監督が率いるチームにおいて、スローダウンしてコントロールすることは強みではない。藤田のパスはそれを象徴しており、スペースへのダイレクトなパスを出しながらも高い成功率を維持している。

その一方で、当然ながら彼がゴールマシンになることは誰も予想していなかったわけだが、それでもまだ無得点というのは実に残念な結果であるし、最下位に沈んでいるチームの弱点を象徴している。

ザンクト・パウリのミッドフィルダーが決めたオープンプレーからのゴールは、ヴォルフスブルク戦でエリック・スミスのものだけだ。藤田もこの問題を解決できていない。

いずれにせよ、藤田の長所と短所はそのままチーム全体の強みと弱みとほぼ一致している。チームが現在達成可能な限界を彼が定義しているといえる。これはブンデスリーガへの残留に向けて十分なものだろうか?」

藤田譲瑠チマが所属しているザンクト・パウリは現在ブンデスリーガで最下位に沈んでいる状況で、なかなか勝点を伸ばせずにいる。藤田譲瑠チマはそこで存在感を発揮しているものの、彼のプレーの強みと弱みがそのままチームの特徴になっている…と考えられているようだ。

なお、ザンクト・パウリは金曜日の日本時間午前4時30分からハンブルガーSVとの「ハンブルクダービー」を控えており、これで勝点3を獲得できればマインツとハイデンハイムを抜き去り16位まで浮上することができる。

筆者:石井彰(編集部)

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