毎週木曜日に『DAZN』で最新作が公開されている「内田篤人のFOOTBALL TIME」。29日に配信された番組には佐藤寿人、安田理大がゲスト出演し、ヨーロッパのサッカーを特集していた。
その中では、現在バイエルン・ミュンヘンでレギュラーとしてプレーしている日本代表DF伊藤洋輝のスゴさを解説するコーナーが放送されている。
内田はコーナーの冒頭で「伊藤選手がすごいことはわかるけど、思ったよりもみんな気づいていない感じ。落ち着いているし、やってる感がない。常にクールで表情も変わらない。でもやっていることはすごい」と語り、アウクスブルク戦のコーナーキックの場面をピックアップ。
「この前のゴールシーンですけど、手の使い方や入るタイミングが上手だった」と説明し、うまくファウルにならないような形で相手の動きを制限していると語った。
また、マインツ戦で相手のドリブルを遮断した場面を取り上げつつ、「挟み込む仲間が見えているので、自分からは足をあまり出さず、壁を作っている。さらに腕をうまくスレスレで使っている。絶妙な力加減ですね」と解説した。
そして安田理大はビルドアップの場面について説明。攻撃面での貢献を称賛した。
「ボランチの選手だったので、まず基礎技術が高い。プレッシャーが来ても慌てないし、前への意識があるから相手が正面に立ってくれる。だから左を切られたら中に行けるし、中を切られたら縦に出せる。しかも遠くまで見えている。
目立ったプレーはしないけど、周りの選手を気持ちよくやらせることがうまい。仲間の動きが見えていて、ランニングのコースや上がるタイミングを決める。無駄に上がらない。様子を見ながら上がることができる。さらに意外とアジリティもある。
バイエルンに行って、周りのレベルが高いとますますやりやすくなったと思う。普通に試合に出ているのが恐ろしいです。例えば、大谷翔平や山本由伸がドジャースでやっていることと同じ、あるいはそれよりもすごいかもしれない」
ただ、内田篤人や佐藤寿人は「野球に例えられてもよくわからない」と反応していた。
大谷翔平や山本由伸が所属しているロサンゼルス・ドジャースは、昨年ワールドシリーズを制覇し、両者ともに素晴らしい活躍を見せた。大谷は投打で活躍してシーズンMVPに輝き、山本由伸はワールドシリーズで3勝という24年ぶりの最多タイ記録を作っている。
安田は伊藤洋輝について「大谷と山本に匹敵するかもしれない」と話しており、バイエルンでレギュラーとしてプレーする難しさを説明していた。
筆者:石井彰(編集部)


