オランダ1部のNECで活躍する佐野航大は、22歳の日本代表MFだ。
ファジアーノ岡山から10代の若さで欧州に引き抜かれると、サッカーIQの高さを見せつけるプレーで現地での評価を高めてきた。昨年には兄である佐野海舟とともに日本代表のピッチにも立った。
佐野は欧州列強クラブから熱視線を送られているが、オランダ大手紙『De Telegraaf』は、「佐野はアヤックスと基本合意に達した」と伝えた。
オランダが誇る名門アヤックスには、すでに日本代表の板倉滉と冨安健洋が所属している。
佐野はアヤックスと2030年夏までの4年半契約を結ぶことで合意し、関係者もそれを認めたという。
ただ、アヤックスは移籍金についてNECと合意する必要があり、それが最大の関門とされている。
アヤックスは当初、1000万ユーロ(約18億円)のオファーを提示したが、NECはそれを拒否。NECはクリスティアーノ・ロナウドの元代理人でもある大物エージェントのジョルジュ・メンデスを起用し、佐野の移籍金として少なくとも2000万ユーロ(約36.7億円)を求めていると報じられている。
しかし、佐野は個人合意したことからも明らかなようにアヤックスへの移籍を希望しているという。
NECではEU外選手として21歳までは25万ユーロ(約4590万円)、現在は30万ユーロ(約5500万円)の年俸を得ているが、アヤックスでは約5倍の昇給になるそう。
ただ、選手に近い関係者によると、佐野がアヤックスへの移籍を希望する主な理由は、日本代表としてワールドカップに出場する可能性を高めるためだという。
アヤックス側は2000万ユーロは高額すぎるものの、1500万ユーロ(約27.5億円)なら支払えるとされており、移籍金で折り合えるかが、焦点になりそうだ。
筆者:井上大輔(編集部)




