今では必須となったスポーツ中の水分補給だが、かつてはそうではなかった。

そうしたなか、元ポルトガル代表FWルイス・フィーゴが水分補給にまつわるエピソードを明かしていた。

フィーゴは1972年生まれの53歳。バルセロナで活躍していた2000年に宿敵であるレアル・マドリーへ禁断の移籍をしたことでも知られる元スターだ。寿司好きで親日家としても知られ、先月にも来日している。

『Marca』によれば、そのフィーゴは、スペインリーグらが主催した水分補給の重要性にまつわるイベントで、こんな話をしていたそう。

「私の世代は、水分補給が必要不可欠で、パフォーマンス、健康、回復に必要だと自覚していなかった。

科学的な知識よりも体が水分を必要としていることに気付くと水分補給をする感じだった。

栄養についても同じことが言える。ハイレベルな競技の世界で栄養士に頼るようになったのは2004年頃の話だ。

当時はそれが常識だった。『水分補給に行かなきゃ』と言うと、コーチから『だめだめ、何のための水分補給だ?』と言われた。サボるつもりと思われていたのさ。

(チームメイトがコカ・コーラを飲んでいるのを見たことはある?)

ハーフタイムのロッカールームとかで、コカ・コーラを見たことは全くない。

ベテランとして出場する試合(チャリティマッチやレジェンドマッチ)では、いつもレッドブルを飲んでいるが、大したことじゃないさ。我々の時代はスポーツドリンクを飲んでいたが、特にエピソードはないね。

18歳で始めた頃は、時代遅れだった。ロッカールームでタバコを吸ったり、ハーフタイムに酒を飲んだりしていた。あらゆるものが変化しているし、これもそうだ」

当時は水分補給がサボりと見なされていたとのこと。

ロッカールームでの喫煙と飲酒も珍しくなかったとか。

筆者:井上大輔(編集部)

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