熱戦が続くミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック。

バイアスロン女子個人はフランスのジュリア・シモンが金メダルを獲得した。

29歳の彼女は4か月前に代表チームメイトらへの詐欺事件で有罪判決を受けていた。

『BBC』によれば、シモンは代表チームメイトと代表チームの理学療法士のクレジットカードを使い、計2000ユーロ(36万円)を超えるオンラインショッピングをしたとして起訴されたという。

昨年10月にクレジットカード詐欺と窃盗の罪で、執行猶予付きの有罪判決と1万5000ユーロ(約271万円)の罰金処分を科せられ、オリンピック出場が危ぶまれていた。

公判中は「そんなことをした覚えはない」と否認していたシモンだが、その後、すべて事実として被害者に謝罪。

フランススキー連盟は、6か月の出場停止処分と3万ユーロ(約543万円)の罰金を科したが、そのうち5か月は執行猶予としたことで、オリンピックへの出場が認められた(罰金も半額は執行猶予)。

そして、シモンは混合での金メダルに続いて、女子個人でも優勝。一方、被害者となった代表チームメイトは80位に終わった。

シモンは女子個人で優勝した際、人差し指を口に当てるポーズをしていたが、そのことについてはこう説明していたそう。

画像: (C)Getty Images
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「ある人物へ向けたもの。本人も分かっているけれど、彼はここにいる。

昨日の夕方、ひどい記事を見た。その人は私にリスペクトを示さなければならない。なぜなら、私は彼をリスペクトしているから。そして昨日のは本当にひどいものだった。

(あのポーズを見せたのは)私はここにいる、スポーツのためにここにいる、全力を尽くしているということを示すためだった。

なので、今はゴシップではなく、スポーツを話題にしなければいけない。ゴシップを語りたいなら、出て行け」

自身の報道に対するジェスチャーだったようだ。

メダル授与式で涙していたシモンは、「いまはそっとしておいてほしい」とも話していたという。

筆者:井上大輔(編集部)

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