銀河系軍団ロサンゼルス・ドジャースを「常勝軍団」足らしめている存在が、同チームの編成本部長アンドリュー・フリードマン氏。ウォール街出身のGMというMLBでも異例の経歴で、常にメディアの注目の中に存在する人物である。

そんなフリードマン氏が、アリゾナ州で行われているスプリングトレーニングで、大谷翔平の「投手としての将来」に関する衝撃的なプランを明かした。

17日、米紙『NewsWeek』の取材に応じたフリードマン氏は、「大谷には今後8年間、マウンドに上がり続けてほしいと考えている。そして彼自身もそれを望んでいるんだ」と語り、現在31歳の大谷が39歳になる2033年の契約終了まで、二刀流を継続させる異次元の長期構想を打ち明けた。

大谷は2024年に右肘の手術を受け、同年は打者に専念。2025年シーズンは慎重な調整を経て6月に登板を再開し、14試合で防御率2.87という安定した数字を残した。そして迎えた2026年、大谷はキャンプ初日から球速98マイル(約158キロ)を計測するなど、かつての「最強右腕」としての輝きを完全に取り戻しつつある。

フリードマン氏は昨季の慎重な起用法を振り返りつつ、「今年は昨年ほど慎重になる必要はないだろう。だが、彼が背負う負担は他のどの選手とも違う重いものだ。常に状態を見極め、柔軟に対応していく」と、二刀流の完全復活に自信をのぞかせた。また、デーブ・ロバーツ監督も「打者と対戦する姿を見て、昨年よりも遥かに先を行っていると感じる。素晴らしいことだ」と太鼓判を押している。

10年総額7億ドルの契約は、単なる「打者」としての評価ではない。投打で支配的なパフォーマンスをあと8年続けるという、野球の常識を覆す挑戦。ワールドシリーズ3連覇を狙う常勝軍団の命運は、この異次元の「8カ年計画」に託されている。

筆者:田原隆夫(編集部)

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