このほど閉幕したミラノコルティナ冬季オリンピック。

『ダウンヒルの女王』と呼ばれるアメリカ女子スキー界のレジェンドである41歳のリンゼイ・ボンは、自身5度目のオリンピック出場で悲劇に見舞われた。

1月30日のワールドカップで前十字靭帯を損傷しながら、オリンピックに強行出場。だが、9日後の2月8日に行われたオリンピック競技中に再び負傷。緊急搬送され、手術を受けることになった。

左脚の脛骨複雑骨折など足首と脚を骨折して、複数回の手術を受けたボンは、このほどSNSを更新。多くのボルトで固定された痛々しいレントゲン写真とともに足を切断する危険性さえあったことを明かした。

筋肉内の圧迫によって血流が制限されるコンパートメント症候群を発症したため、外科医が圧迫を軽減するために筋膜切開という緊急手術を行ったという。

「これまでで最も過酷で、最も痛い、最も困難なものだった。

トム・ハケット医師が私の足を救ってくれた。彼が足切断の危機から救ってくれた。

脚の両側を切開して、いわば呼吸できるようにしてくれた。彼が私を救ってくれた」

6時間に及ぶ再建手術では、「出血と手術によるヘモグロビン値の低下」のため輸血が必要になったそう。

2週間ほどベッドで動けない状態だったというが、転院できるまでに回復。数週間後には車いすから松葉杖に変わる予定だそう。

ただ、骨の完治には1年ほどかかる見込みで、体内に埋め込んだ金属を除去するかを決めたうえで、最終的には靭帯の修復手術を受けるという。

この投稿には同じ41歳のポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドや、43歳の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチも反応している。

ロナウドは「チャンピオンというのは勝つとき、そして、諦めないときに定義されるもの。あなたが征服した山々は、あなたが持つ強さを上回ることは決してなかった。闘い続けよう。レジェンドは常に立ち上がるものだ」とボン宛てに投稿。また、イブラヒモヴィッチは「ギブアップという選択肢などない」とのメッセージを送っていた。

筆者:井上大輔(編集部)

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