ボストン・レッドソックスの吉田正尚が、里帰りとなった日本で全米を震撼させる一撃を放った。

2日、東京ドームで行われたオリックス・バファローズとのエキシビションマッチ。侍ジャパンのユニフォームに身を包んだ吉田は、古巣を相手に打球速度108.4マイル(約174.4キロ)、飛距離415フィート(約126.5メートル)という驚愕の特大本塁打を叩き出した。

アメリカメディア『Si.com』はこの一振りの重要性を力説。

昨季の吉田はわずか4本塁打に終わり、打球速度が105マイルを超えたことは一度もなかった。肩の手術から長いリハビリ期間を経て、ついに「本来の力」を発揮したと評価した。

この衝撃弾は、ボストンにも激震を走らせている。3年総額9000万ドルという巨額契約に見合わぬ成績や、給与削減のためのトレードの噂が絶えなかった吉田だが、レッドソックスファンは一変して「放出などしている場合か」「もっと打席を与えるべきだ」と熱狂。地元の期待を裏切り続けてきた背番号7への評価は、わずか一振りで根底から覆されようとしている。

侍ジャパンのユニフォームが魔法をかけたのか、あるいは32歳のスラッガーがかつての輝きを取り戻したのか。今月末のメジャー開幕に向け、吉田正尚が「最強の指名打者」として君臨する準備が整ったことは、誰の目にも疑いようのない事実だ。

筆者:田原隆夫(編集部)

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