「喜んでくれる人がいるから」
――サポーターの皆さんによって運営されているようですが、どのように活動を拡大させていったのでしょう?
ちょうどSNSが世の中に普及し始めた頃だったので、インターネット掲示板の投稿を見て声をかけたりして、徐々にその輪を広げていきました。
――皆さんのチームや選手に対する思いの強さが伝わってくるコラムは、読んでいる私たちの胸を熱くさせますね。
そうですね。そのように感じていただけるのは、おそらくライターの皆さんがクラブや選手のことが好きで、心の底から声援を送っているからに尽きると思います。
僕自身もライターの皆さんが書いてくださる熱のこもった文章に心を動かされたり、新たな気づきを得ることもあって。本当に忙しい日々の合間に書いてくださっているライターの皆さんの思いは本当にいくら感謝しても足りないくらいにありがたいものですし、本当に心強い存在だと思っているんです。
――近年は甲府駅の改札付近でも、『バス小瀬新聞』が設置されるようになりました。
熱心なサポーターでもある副駅長さん(当時)にお声がけいただいて、置かせていただいています。
――1回あたりどのくらいの部数を刷られているのでしょう?
最初は5〜6人、配布も約10〜20枚程度からのスタートでしたが、今は一番多い時で、400部くらいです。
本当は「もう少し部数を伸ばせた…」と思うこともあるんですけど、僕の持ち出しで約20年間活動を続けてきたので、今は予算が許す範囲内にとどめています。
――自己資金であっても、新聞の発行を続けられてきた一番の理由は何だと思いますか?
一番は「喜んでくれる人がいるから」だと思います。なかには『バス小瀬新聞』を受け取るために毎年甲府まで足を運んでくださる方や、自分が書いたコラムやコメントが掲載されて喜んでくださる方がいる。
バス小瀬新聞の活動で何かしらの喜びを感じたり、自分の居場所のように感じていただけたこと。皆さんの大切な場所を守り続けていきたいと思ったことも大きな理由なのかなと思っています。
