今年も32年目のJリーグが幕を開けた。各チームを応援するサポーターの皆さんも新たなシーズンの到来に胸が高まっていることだろう。J2・ヴァンフォーレ甲府のホームゲーム当日にサポーター向けに配布されるフリーペーパー「バス小瀬新聞」も、創刊から22年目のシーズンを迎えた。スタジアム行きのシャトルバス乗り場で393試合(または約400試合)、約8万部の配布を続けてきた須田康裕氏(バス小瀬新聞・編集長)にこれまでの活動や今後の目標を伺った。

30年、40年と続けられるように…

――昨年の天皇杯を制したヴァンフォーレ甲府は、クラブ初出場のACL(現在のACLE)で予選を突破し、ベスト16入りを果たしました。

そうですね。天皇杯の優勝も素晴らしかったですし、個人的にはまさかこんなに早いタイミングでヴァンフォーレ甲府がACLに出場できるとは思ってもみませんでしたから、チームの快挙は本当に嬉しかったです。

かつてはクラブが存続の危機に陥ったこと(2001年)もありましたが、その時にクラブを存続させるために立ち上がってくれた人々がいて、ヴァンフォーレ甲府が存続していなかったら絶対に辿り着けなかった世界ですから…。

一言では言い表せませんが、「ヴァンフォーレ甲府が存続してくれて本当に良かった。地元にJリーグのクラブがあって本当によかったな」と言う思いです。

――ACLでは外国語版の新聞も制作されました。

そうですね。「ACLに出場して、海外版の新聞を出せたら」と話していた夢がまさか実現することになろうとは…。夢が実現できて本当に素晴らしかったですし、多くの皆さんが協力してくださいましたから、本当にありがたかったです。

中国語版や韓国語版の「バス小瀬新聞」を配布した時には、多くの海外サポーターの皆さんからも反響をいただいて。

韓国語版を作った時には、多くの蔚山現代サポーターや韓国在住の方から声をかけてもらったり、韓国最大のサッカーコミュニティで新聞のことを紹介していただけましたし、中国語版も現地で活動されているスポーツ記者さんが広めてくれて、 なんか、一定の反響がありました。

「ACLに出場して海外版の新聞を出せたら……」と話していた夢がまさかこんなに早く実現することになろうとは思いませんでしたし、多くの皆さんに協力していただけたことも本当にありがたかったです。

バス小瀬新聞をきっかけに、少しでも山梨県に興味を持ってくださったら嬉しいですし、海外に住む皆さんと交流を深めるまたとない機会になったなと思っています。

――今後の目標は何かありますか?

昨年はヴァンフォーレ甲府がACLに初出場し、決勝トーナメント進出を成し遂げることができました。

普段は他のチームを応援されているサポーターの皆さんにも後押ししていただけて、本当に嬉しかったですけど、唯一の心残りと言えば、ホームスタジアムの基準を満たせなかったため、山梨県でACLを開催することはできませんでした。

もし、また国内のタイトルを獲得して、ACL(今季からACLE)に臨むことができた時には、地元でアジア制覇を目指す選手の勇姿を見守りたいですし、新聞を通じて国境を超えた交流を深められたらなと思っています。

そしてバス小瀬新聞に関しては、おかげさまで昨年20周年の節目を迎えることができたことを嬉しく思いますし、今後も多くの皆さんと交流を深めていけたらと思っています。

一方で今後も30周年、40周年と継続できるような体制を整えて、次世代の方にバトンタッチ出来たらという気持ちもあるんです。まだまだどうなるかは分かりませんが、皆さんとの交流を深めながら考えていけたらなと思っています。

――今季も開幕を迎えました。最後になりますが読者の皆さんにメッセージをお願い致します。

様々なチームのサポーターがいらっしゃいますが、バス小瀬新聞は今年も甲府サポーターとアウェイチームサポーターの架け橋となるプラットフォーム的な存在となり、山梨県だけでなくJリーグ全体の盛り上げに貢献できればと考えております。

やはりJリーグがあるからこそ、皆さんが幸せな体験ができますし、『バス小瀬新聞』を通じて、山梨の魅力に触れ、仲間との交流を深められたら、きっと人生は豊かになるんじゃないかなと思いますし、僕らもそのお手伝いができたらなと思っているので、もし山梨にお越しいただいた際には『バス小瀬新聞』をぜひ受け取っていただけたらありがたいです。

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