ジョージ・グラハム政権下のアーセナル

「ボーリング、ボーリング(退屈な)・アーセナル」というチャントは、ジョージ・グラハム監督が率いた時代に定着した。1989年と1991年にリーグを制したチームは、徹底的なオフサイドトラップと、「1-0」で逃げ切る省エネ戦法に命を懸けていた。

1994年のカップウィナーズカップ決勝でも、攻撃の意欲を全く見せないアーセナルに対し、パルマの選手たちは「どう戦えばいいのか困惑した」という。

その1年後のカップウィナーズカップ決勝で超ロングシュートを決められ、アーセナルが失点した際、イングランド中が歓喜に沸いたのは皮肉な話であった。それほどまでに「見ていてもまったく楽しくないチーム」として批判されていたのだ。

さらに皮肉なことに、後にアーセナルの監督に就任したアーセン・ヴェンゲル氏のおかげで、チームは「イングランドで最も楽しいプレースタイル」に変貌することになる。

※選出基準は、各選手の実績に基づきながら筆者またはメディアの主観的判断も含んでおります。

筆者:石井彰(編集部)

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