そうしたなか、13歳当時の宮市に衝撃を与えた同じ年のサッカー選手がいた。それは天才として名を馳せていた宇佐美貴史(現ガンバ大阪)。

有望株が揃うユース世代のセレクション合宿で宮市と宇佐美が対峙した際、それを見ていた両親はあまりの差に絶望したとか。

達也さんは「(当時から宇佐美は)中学生とは思えない…ボールの扱いがプロみたい。大人と子供みたい、遊ばれているようなシーンを見て…衝撃だった。(息子は)サッカーをやめたほうがいい」と感じたほどだったとか。

宮市本人も「すごかったですね、宇佐美選手は本当に」と振り返りつつ、こう語っていた。

「(父は)今は言わないですけど、小さい頃はずっと野球選手になってくれと言われていたので(笑)

まだまだ遅くないぞと。中学校で(サッカーの)日本代表に入ってからも、まだ間に合う、まだ間に合うってずっと言ってましたけどね(笑)

(サッカーを選んだのは)サッカーをしている時が楽しくて、サッカーのほうが上を目指せるかなと思っていたので。

あとは宇佐美選手の存在というか、日本にこんなうまい選手がいるのかと、もっともっとうまくなりたい、世界に出て、もっとうまい選手とやりたいという思いからサッカーをやっている」

父は自分と同じ野球をしてほしかったものの、宮市本人はサッカーのほうが向いていると感じていたようだ。

筆者:井上大輔(編集部)

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