WBC連覇を目指す侍ジャパンは、10日のチェコ戦に9-0で勝利し、東京ラウンドを4連勝で締めくくった。

日本とチェコは3年前の前回大会でも対戦。その際、チェコの右腕オンジェイ・サトリアが好投を見せたが、彼は10日の試合でも見事なピッチングを見せた。

球数制限で降板するまでの4回2アウトまでを無失点に抑えたのだ。これが代表でのラスト登板となった29歳のサトリアにはスタンドからスタンディングオベーションが送られた。

『Baseball.cz』などによれば、サトリアは、試合後にこう話していたという。

「大谷選手が出場しなかったのは少し残念だった。キャリアの中でもう一度、彼に投げたかったからね。

でも、逆にああいう結果になったからよかったかもしれない。きっと僕にとってはいいことだった(笑)。

拍手喝采は予想していなかった。チェコ選手として、東京ドームの観客全員が立ち上がって拍手してくれることが、どれほど意味のあることか、言葉で説明するのは本当に難しい。

本当に信じられない気持ち。チェコに帰国して仕事を始めた時にようやく実感できると思う(笑)。

泣いた、本当に泣いたよ。あんなスタジアムで、あんなにたくさんの観客の前で選手としてプレーできるのはこれが最後だと思っていたので。

楽しもうと思った。そして、あの人たち。みんなが拍手してくれた。本当に嬉しい」

大谷は疲労を考慮して、この試合は欠場したが、対戦したかったようだ。

MLB公式サイトによれば、幼い子供がいるサトリアは、家族との時間を増やしたい思いから代表は引退するものの、野球選手は続けるとのこと。

筆者:井上大輔(編集部)

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