2022年1月からスコットランドの強豪セルティックでプレーしてきた旗手怜央。
日本代表経験もある28歳のMFは、前田大然とともに主力として活躍してきたが、今シーズンは不調に陥ったチーム同様に苦しんでいる。
ただ、1日に行われた宿敵レンジャーズとの大一番では途中出場から劇的な同点ゴールを叩き出す活躍を見せた。
『Daily Record』によれば、かつてセルティックで500試合近くに出場した元スコットランド代表ピーター・グラントは、旗手についてこう述べていたそう。
「彼の才能に疑いの余地はない。確かにボールを失うなど低調な試合もあった。
人々は彼のボディランゲージを見て、彼がそこにいたくないと思っていると捉えている。
だが、彼の試合をすべて見れば、それが彼のいつものプレーであることがわかるだろう。
彼のエネルギーがかなり落ちたように思うが、それは多くの選手にも言えることだ。彼はトップクラスの選手なので、『彼はやる気をなくした』となど言う人間には絶対に同意できない。調子を落とすことは確かにあるが、選手は常に自分自身を示している。
たとえ退団を考えていたとしても、パフォーマンスを発揮する必要がある。だから、選手に対してそういうことを言うのは好きではない。それは事実ではないと思うからね。彼のパフォーマンスというよりも、彼自身の認識の問題だろう。
退団の噂が流れたり、退団を望んでいると言われたりすると、どうしても調子が落ちてしまうことがある。
それは、やる気をなくしたからではない。トップクラブが獲得に乗り出すためには、常に最高のプレーをすることで、その才能を発揮し続けなければならない。彼は素晴らしい選手だ。常に必要とされるものを持っている。
もし彼が少しでもレベルを落とせば、周囲はすぐに気づく。なぜなら、怜央は常にボールに絡んでいるからね。ボールに絡む選手は、ミスをしたり、ボールを失ったりするから、批判の的になりやすい。その反面、素晴らしいプレーを見せることもある!
そういうことを受け入れるしかないが、彼は決して才能を失ってはいない。ここ数週間、彼はその責任を受け止めて見事に応えてきた」
60歳のグラントも中盤を主戦場とする選手だったが、旗手を高く評価しているようだ。
そのうえで、「怜央が手を抜いたとは全く思わない。他の選手もそうだ。ただ、彼らのパフォーマンスレベルがこれまでのシーズンほど高くないのは確か。怜央だけでなく全員が最高のパフォーマンスを発揮する必要がある」と叱咤もしていた。
筆者:井上大輔(編集部)



