ジェノア(2004-05シーズンのセリエB優勝)

イタリアサッカー界の汚職といえばユヴェントスがひときわ目立っているが、同じ時期にジェノアもセリエBのタイトル獲得が認められなかった。

2004-05シーズンの最終節、ジェノアは10年ぶりのセリエA昇格をかけて、すでに降格が決まっていた上に多額の負債を抱えていたヴェネツィアと対戦。勝利は確実と思われたが、ジェノアの幹部は念には念を入れ、ヴェネツィアのGMに賄賂を支払って負けるよう依頼した。

皮肉なことに、その現金はGMの車の中から発見される。イタリアサッカー連盟は即座にジェノアの順位を最下位に落とし、セリエC1への強制降格を命じた。ちなみに、同じように昇格を争っていたトリノも「ジェノア戦で頑張ってくれ」とヴェネツィアに金を払っていたという、何とも救いようのない泥仕合であった。

エルギン・シティ(1992-93のハイランドリーグ優勝)

スコットランドのハイランド・リーグに所属していたエルギン・シティ。1992-93シーズン、最終戦でフォレス・メカニクスを6-0で粉砕し、タイトルを手中に収めたかに見えた。

しかし、彼らには策謀があった。本来土曜日に開催されるはずだった最終戦を、なんと意図的に金曜日の夜に変更したのだ。その目的は、土曜日であれば出場停止だったはずの主力選手2名を出場させるためだった。

その中には選手兼監督のジョン・ティーズデールも含まれており、「うっかりミス」という言い訳は通用しなかった。最終的にエルギン・シティはこのシーズンのタイトルを剥奪され、メダル、賞金を失い、罰金も科されている。

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