日本サッカー協会(JFA)は2日、サッカー日本代表「SAMURAI BLUE」の歩みを描いたドキュメンタリー映画『ONE CREATURE 無数の個性、ひとつの生きもの。』を、6月5日(金)より全国230館以上で公開すると発表した。
FIFAワールドカップ2026を目前に控えたタイミングで、日本代表の進化の軌跡を描く作品となる。

この作品は、2022年のカタール大会以降から本大会直前までを対象に、森保一監督のもとで成長を続けるチームの姿を追ったもの。ドイツやスペインを撃破しながらもベスト8に届かなかった前回大会の悔しさを出発点に、「ワールドカップ優勝」という新たな目標を掲げて再始動した日本代表が、戦術面の強化や選手間の競争、葛藤を経て、ひとつのチームへと成熟していく過程が描かれている。
AFCアジアカップやアジア予選、日々のトレーニング、さらにはピッチ外の様子まで密着し、チームが“ひとつの生き物”のように進化していく姿を浮き彫りにする。
公開された予告映像では、森保監督が選手に檄を飛ばすシーンや、個々の選手が自らの意思をぶつけ合いながら成長していく姿が収められており、チームとしての結束と変化のダイナミズムが印象的に描かれる。またポスタービジュアルでは、選手のプレーデータが連なり一体化していく様子が表現され、「無数の個性」が結びついていくコンセプトを視覚的に示している。
サッカー日本代表 映画『ONE CREATURE』本予告【6月5日(金)公開】
www.youtube.comテーマ曲には、ウカスカジーの『勝利の笑みを 君と 〜日本サッカーのために〜』を採用。桜井和寿とGAKU-MCによる同曲は、日本代表応援ソングとして知られ、作品の世界観をさらに高める。
約3カ月後に迫る本大会に向け、作品は単なる記録映像にとどまらず、日本代表の現在地と可能性を提示し、国民的な期待と一体感を高める役割も担う。まさにワールドカップ前に必見の作品として位置付けられている。
以下は関係者のコメント。
SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)監督 森保一氏
「私自身が一番大切にしていることは、日本代表として、日本国民の皆さんの日常に寄り添っていきたい、日常に根差していきたいという思いです。
素晴らしい成果やパフォーマンスだけでなく、苦しいことや悔しいことも多くある中で、サッカー日本代表の選手たちは前進していくための挑戦を日々続けています。まさにそれは、すべての人の日常に活力を届ける姿だと感じています。日本代表の選手たちを見て、明日からまた頑張ろうと思えるエネルギーを感じていただけることが、私にとって大きな喜びになります。
この作品から、選手たち、チームのエネルギーを体感していただいて、ワールドカップに向けて日本一丸で応援していただけると嬉しいです」
日本サッカー協会会長 宮本恒靖氏
「SAMURAI BLUE の選手たちがピッチで見せる90分の裏には、一人ひとりが向き合ってきた葛藤や挑戦、その何百倍、何千倍もの時間が積み重なっています。
この作品には、前回大会を終えてから今日に至るまでの歩み、その中でチームが一つに結束していく過程が記録されています。それは日本が本当のサッカー強豪国になるために歩まなければならないプロセスです。
無数の個性が集まり、考え、ぶつかり合いながら、やがてひとつの“生き物”へと変わっていく。そのダイナミズムこそが、このチームの強さであり、可能性です。
今、私たちは「最高の景色」に挑もうとしています。その入り口に立つこのタイミングで、この作品が映し出すリアルを、皆さんに届けたい。
ワールドカップを前に、ぜひこの作品を通じて、サッカー日本代表と同じ時間を、同じ熱で感じていただければと思います」
筆者:奥崎覚(編集部)
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