リヴァプールでプレーしている日本代表MF遠藤航が、サンダーランド戦で負傷した際にサポーターから送られた熱い声援について語っていた。
遠藤は2月に行われたサンダーランド戦に出場した際、足に負傷を負って手術を余儀なくされた。彼は今回ポッドキャスト『RED MACHINE』で怪我を負った際のエピソードについて明かしていた。
その際、遠藤は痛みに耐えながらもセットプレーの守備に加わるために一度は自力で立ち上がっていた。そして最終的には担架でピッチを後にしている。彼は当時の状況をこう振り返っている。
「ボックス内にクロスが入ってきて、とにかく枠の外へクリアしようとしました。その時、左足に全体重が乗ってしまい、負傷してしまったんです。もちろん、痛かったですよ。
もうプレーは続けられないだろうな、と思っていました。でも、ロボ(アンディ・ロバートソン)から『このコーナーキックを守りきらなきゃいけない。一度立って守備をして、それが終わったらまた倒れればいいから』と言われたんです。
立ち上がろうとしましたが、本当に痛くて……。ただ、怪我をしていたとしても、チームを助けたいという一心でした。
本当に痛かった。ドクターに立ち上がって歩けるかと聞かれましたが、無理だと答えました。その時、少し涙が出てしまったんです。でも、それは痛みのせいではありません。ファンが僕のチャント(応援歌)を歌ってくれていたからです。それが僕にとって、本当に大きな意味を持っていました。
そのおかげで痛みも和らいだように感じましたし、心から感謝しています。今シーズンはまだ出場機会が多いわけではありませんが、5分だろうと10分だろうと、ピッチに立てば常にチームを助けたいと思ってプレーしています。あの瞬間、ファンが自分を支えてくれているのを肌で感じることができました。
負傷した後、SNSでもたくさんのコメントをもらいました。本当に感謝しています。皆さんが気にかけてくれることが、モチベーションを維持する大きな助けになっています」
手術を受けたことにより長期離脱となっている遠藤。復帰についてはおそらく5月末から6月になると伝えられており、ワールドカップへの出場は難しいと考えられている。
またリヴァプールとの契約は2027年6月30日までとなっており、移籍金が発生するのはこの夏の移籍マーケットが最後となる。アルネ・スロット監督が続投するのかどうかも不透明な中、遠藤の去就も注目されている。
筆者:石井彰(編集部)
