リヴァプールは遠藤航の不在を痛感しているが、誰もそのことについて語ろうとしていない
世界的強豪であるリヴァプールでプレーしてきた日本代表MF遠藤航。33歳になったサムライブルーのキャプテンは、現在離脱中だ。
アルネ・スロット監督のもとで出場機会が激減するなか、2月に負傷した左足首の手術を受けることになり、今シーズン中の復帰は絶望的とされている。
その遠藤とリヴァプールとの契約は残り1年となっており、今夏の移籍も噂されている。
そうしたなか、リヴァプール専門サイト『Rousing The Kop』は、こう伝えていた。
「リヴァプールは遠藤の不在を痛感しているが、誰もそのことを語ろうとしない。
今シーズンのリヴァプールは戦力不足が目立つが、真に痛手となっているのは「闘志」の欠如だ。
スロット監督率いるチームには闘志が全く欠けている。
ここ2シーズンで遠藤の重要性は低下しているものの、闘志は彼が持ち合わせている資質の一つ。
もし彼が万全であれば、スタメンに名を連ねていたはずという意見も根強い。それなのに、なぜ誰もそのことに言及しないのか。
遠藤は今のリヴァプールでスタメンにふさわしい。
スロット監督は就任以来、遠藤を先発として考えていないことを明確にしてきた。
だが、彼のチームには完全に気骨が欠けている。軟弱で簡単に突破されてしまうが、遠藤にはそのような欠点は見られない。
必要な時にはいつでも体を張ることを厭わない遠藤は、すべての試合で全力を尽くしてきた。彼はまさにスロット監督が今必要としているタイプの選手だ。
リヴァプールは今夏、遠藤を売却すべきではない。今シーズン中に復帰できる見込みが薄いことから、彼がリヴァプールでのラストゲームを終えた可能性は十分にある。
過去2シーズン、事実上構想外だった遠藤は、移籍して再び重要な役割を担いたいと強く願っているだろう。それを責める人はほとんどいないはずだ。
しかし、リヴァプールはリーダーシップの問題を抱えている。
日本代表キャプテンとしての地位、そして死力を尽くす姿勢を考えれば、リヴァプールは遠藤を残留させることを真剣に検討すべきだ。
そして、スロット監督が解任された場合こそ、その必要性が最も明確になるだろう。遠藤は、より信頼を寄せてくれる監督の下で、再びレギュラーとして活躍できるだろう。
今シーズン、証明されたように背番号3がいないと、チームは本当に彼の不在を痛感する。リヴァプールには、かつての輝きを取り戻すための道しるべとなる選手が必要だ。
遠藤はリヴァプールのなかで最高の選手ではないかもしれないが、献身と努力がどれほど大きな成果をもたらすかを示す、まさに最高の模範と言える。リヴァプールは彼の不在を痛感しており、彼自身もそれを理解しているはずだ」
昨季プレミアリーグ優勝を果たしたリヴァプールは世界的スター軍団だが、今シーズンは脆さを露呈している。
いまこそ、遠藤のようなチームに尽くせる存在が必要だとして、待望論が出ているようだ。
筆者:井上大輔(編集部)



