ワールドカップ優勝経験国であるイタリア代表がまたしても予選敗退となった。
ボスニア・ヘルツェゴヴィナとの欧州予選プレーオフ決勝にPK戦の末に敗れて、3大会連続で本大会出場を逃す羽目になったのだ。
世界最高のGKとされるイタリア代表GKジャンルイージ・ドンナルンマは、自身初となる出場を逃す結果に…。PK戦ではボスニアGKニコラ・ヴァシリと口論になるシーンもあった。
『La Gazzetta dello Sport』によれば、ドイツ1部ザンクト・パウリに所属する30歳のヴァシリは、ドンナルンマとの一件についてこう話したという。
「俺がイタリアのPKキッカーに関する情報を書き留めておいたメモをドンナルンマは破り捨てようとした。幸いにもコーチ陣がコピーを持っていた。あらゆる事態にしっかり備えていたのさ。
ベンチに予備のメモがあることは知らなかったが、何事も偶然に任せていなかったことは確かだ。
(ドンナルンマについては)正直、自分に何が起きているのか信じられなかった。こんなことは初めてだ。
ドンナルンマと口論になった後、審判に対して警告を出すべきだと伝えた。彼の振る舞いは、本当にスポーツマンシップに欠けるものに思えた。
とはいえ、最終的には…あまり多くは語りたくないが、俺たちが勝った。これを『カルマ(因果応報)』と言う人もいるだろう。おそらくそうだろうし、この話にはそういう要素がある」
一方、ボスニア側は14歳のボールボーイがドンナルンマの持っていたPKカンペを盗み出し、国民的英雄になった。
筆者:井上大輔(編集部)



