日本サッカー協会(JFA)は3日、次世代の審判員育成を目的とした「JFAユース審判員 海外遠征プロジェクト2026」の参加者募集を開始した。高校生年代のユース審判員に海外での実践経験を提供し、早期から国際的な視野と対応力を養うことを狙いとしている。

この取り組みは、クラウドファンディングによる支援を背景に実現したもので、当初はアジアでの活動を予定していたが、スケジュールや気候条件を踏まえ、今回はスウェーデン・ヨーテボリで開催される国際大会「Gothia Cup」への参加に変更された。

海外の試合環境で笛を吹くことで、異文化の中でのコミュニケーション能力や判断力を高める貴重な機会となる。

遠征は7月11日(木)から19日(金)までを予定し、現地では元国際審判員で現在はJFA審判マネジャーを務める西村雄一氏が帯同。世界大会を経験した審判の知見を直接学びながら、実戦を通じた育成が図られる。募集人数は5名程度で、応募者多数の場合は選考が行われる。

応募条件は、2026年4月1日時点で16~18歳のJFA登録審判員であること(級は不問)、主審経験が1試合以上あること、全日程に参加できることなどに加え、英検3級程度の語学力が求められる。

ただし語学力そのものよりも、積極的にコミュニケーションを図る姿勢が重視される点が特徴だ。また、親権者の同意や有効なパスポートの保有も必要となる。

申込期限は4月30日(木)までで、専用システム「KICK OFF」から応募を受け付ける。選考結果は5月中旬に通知され、その後渡航準備や事前説明会を経て7月に出発、帰国後の8月にはフォローアップ研修も予定されている。

JFAは今回のプロジェクトを通じて、国際舞台で活躍できる審判員の育成を加速させるとともに、日本サッカー全体の競技力・運営力向上につなげていく考えだ。

筆者:奥崎覚(編集部)

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