長友佑都

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日本代表:142試合4得点(2008~)
愛媛の母子家庭に育った彼は、強豪・東福岡高校に進学したものの全国的には無名。スポーツ推薦を得られず、進学先である明治大学には指定校推薦で入学した。
入学後も、持病の椎間板ヘルニアを再発させスタンドで仲間を見守る日々。その時期に応援団として太鼓を叩いており、それが後年になって広く取り上げられた。
その後、ケガをした時期に体幹を鍛えたことで急成長。大学卒業を待たずしてFC東京入りし、そこから現在にいたるまでのサクセスストーリーが始まった。
ただそうはいっても身長170cm(公称)で技術面にも恵まれなかったため、もしドラフトがあったとしても上位指名されなかった可能性は十分にあるだろう。
中澤佑二

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日本代表:110試合17得点(1999-2010)
丸20年間Jリーグの第一線で活躍した鉄人DFで、ボンバーヘッドの愛称で親しまれた元日本代表のキャプテン。
サッカーを始めたのが小6と遅く、高校卒業まで全くの無名。ただプロ入りへの野心はすさまじく、卒業後にはブラジルのサッカークラブに留学してチャンスをうかがった。
この時一緒にプレーしたのが後のブラジル代表MFジウベルト・シウヴァである。
その後、帰国してもオファーは届かず。しかしヴェルディ川崎(当時)ユースとの練習試合で後の代名詞となる頭で得点すると、それが評価されて練習生として契約。
給料は支払われない状態だったがそこからプロ契約を勝ち取り、後の伝説的な活躍へとつなげた。
もしドラフトがあっても彼は下位指名も難しいはず。かつて存在した「ドラフト外」からの成功者といえるだろう。
筆者:佐伯洋(編集部)
