エクアドルで行われていた地域サッカーの試合中に、主審を務めていた男性が射殺されるというショッキングな事件が発生したという。

『Daily Mail』が伝えたとことによれば、犠牲となったのは48歳のハビエル・オルテガという審判であるとのこと。

事件はエクアドル沿岸部のエル・オロ州パサヘという町で行われていた試合中に発生したものだという。目撃者の証言によると、試合中に正体不明の武装した男たちがレフェリーに接近し、突如として発砲。観客の前で行われた大胆な犯行の後、犯人らはそのまま現場から逃走したとのことだ。

地元の著名なレフェリーであったオルテガ氏は、通報を受けてすぐに駆けつけた救急隊による処置も虚しく、その場で死亡が確認されたそう。

この事件発生直後、選手や観客は身の安全を確保するために避難し、試合は即座に中止されている。地元当局は現場保存のため、付近への立ち入りを封鎖して鑑識調査を行っているとのことだ。

また、この大会の主催者は事件の真相が解明されるまで今後の全試合を延期すると発表したようだ。また、現場には犠牲者の家族も駆けつけており、迅速な捜査を求めているという。

エクアドルの当局は現在警察による捜査を開始しており、今回の事件を「標的をハビエル・オルテガ氏に絞った計画的な殺害」とみて動いているそう。

サッカー協会の関係者は犠牲者への追悼の意を表し「ハビエルは献身的な審判だった。サッカーの試合を巡って命が奪われるなど、決してあってはならないことだ」と声明を発表している。

今回の暴力事件により、エクアドルの地域スポーツイベントにおける安全管理への懸念が再燃している。同国における2024年の殺人事件数は7063件だったが、2025年には9216件を記録するなど治安の悪化が深刻になっているという。

なお、エクアドルの5倍ほどの人口を抱える日本での殺人事件数は、年間でおよそ1000~1100件である。

筆者:石井彰(編集部)

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