今年1月1日、スイスのリゾート地クラン=モンタナにあるバーで火災が発生し、40人以上が亡くなる惨事となった。
火災の原因は、花火をつけたシャンパンボトルを掲げた際、天井に引火した可能性が高いとされている。
この火災で重度の火傷を負った19歳の選手が、このほどフランス1部リーグのメスとプロ契約を結んだ。
フランスとカーボベルデにルーツを持つタヒリス・ドス・サントスは、8歳からメスに所属してきた左サイドバック。彼はその喜びをこう語っている。
「幼い頃から憧れていたクラブと初のプロ契約を結ぶことができて、とても嬉しいし、誇りに思う。
入院生活という辛い時期を過ごしたことで、この瞬間はより一層特別な意味を持つ。この試練を通して、より強くなったし、決して諦めないことを学んだ。
両親には心から感謝している。今の自分があるのは、両親の多大な犠牲のおかげ。両親がいなければ、今の自分はなかった。
最後に今も闘病生活を送っているすべての人に心からの応援を送りたい。決して希望を失わないでほしい」
『RTS』によれば、彼はパートナーを助けようとして、全身の30%以上に火傷を負ったという。その悲劇を綴った著書を5月7日に発売する予定だそう。
なお、メスは、かつて川島永嗣がプレーしたこともあるクラブだ。
筆者:井上大輔(編集部)



