23日に行われたベルギーリーグの上位プレーオフ第4節で、シント=トロイデンの日本代表FW後藤啓介がゴールを決めた。そして、その得点のあとに行ったセレブレーションやコメントが大きな話題になっているようだ。

後藤はホームで行われたアンデルレヒト戦に出場し、75分に先制点を奪取。さらにメルランのゴールでリードが広がり、最終的には2-0でシント=トロイデンが勝利を収めた。

そしてその終了後、シント=トロイデンのファンに向けて勝利を祝っていた後藤啓介のもとに、アンデルレヒトのルドヴィグ・アウグスティンソンが詰め寄ろうとして一悶着があった。

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後藤啓介はアンデルレヒトからシント=トロイデンに期限付き移籍している立場であり、しかも買取オプションも付いていない。それもあって、アンデルレヒト側からは抗議の声が上がったようだ。

『Walfoot』や『DH Sports』によれば、後藤啓介はこの状況に対して以下のように話していたという。

「この試合に勝ててとても嬉しかったし、チームメイトと祝いたかった。アンデルレヒトのホームでゴールを決めた時は、敬意を表して祝わなかった。

ただ、今回はこちらのホームでの試合だったので、祝う権利があったはずだよ。以前はアンデルレヒトでプレーしたかったけど、出場機会が与えられなかった。今となっては、もう戻りたいとは思わない」

また、「来季はアンデルレヒトでプレーするのか」と聞かれた時には「カット!ここはカットで!」とハサミのジェスチャーをしながら笑顔を見せていた。

なお、この後藤の行動に対してアンデルレヒトのジェレミ・タラヴェル監督は「何も見ていないし、興味もない。私の関心ごとではない」とコメントしていたようだ。

またアンデルレヒトのキリアン・サルデラは「もし僕が買取オプションのないレンタル移籍中だったら、あのようには喜ばなかっただろう。ただ、ゴールを決めて勝ったのだから、彼の反応は理解できる。そして、不満を抱いているチームメイトの気持ちも理解できる」と言葉を濁していたという。

そして『HLM』によれば、一方でシント=トロイデンのヴランケン監督は「彼は挑発などしていない。断言できる。アウグスティンソンが彼に向かって行った。そこから始まったんだ。ゴールを決めたら、チームのために祝うのは当然だろう?彼は何も悪いことをしていない」と後藤の行動を擁護したとのことだ。

さらにシント=トロイデンのDFロベルト・ヤン・ヴァンウェセマールは「後藤はゴールを決めたくてたまらなかったと思うよ、特にアンデルレヒト戦では。終了のホイッスルが鳴った後、彼はすごく喜んでいたよ。アンデルレヒトは彼を手放したことを少し後悔したんじゃないか」と笑っていたようだ。

後藤啓介の市場価値はすでに800万ユーロ(およそ15億円)に達しているため、シント=トロイデンなどベルギーのチームが買い取ることは難しい状況だと言われている。選択肢としてはアンデルレヒトに残るか、あるいは移籍金を提示できるチームに移籍するかということになるが…。

筆者:石井彰(編集部)

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