1つだけのポジションで全てのキャリアを終える選手はあまり多くないが、かといって複数のポジションを世界トップレベルでこなすことは容易なことではない。
今回は『FourFourTwo』から「2つのポジションで世界の頂点を極めたサッカー選手たち」の中から5名をピックアップした。
リリアン・テュラム

最強だったポジション:サイドバック、センターバック
フランス代表で142試合に出場した伝説的なディフェンダー。モナコでデビューを果たしたあと、世界最強リーグと呼ばれていた時代のイタリア・セリエAで長く活躍した。パルマとユヴェントスでジャンルイージ・ブッフォンやファビオ・カンナヴァーロらとともに鉄壁の守備を形成した。
知性と身体能力を兼ね備えたディフェンダーであり、センターバックとしてだけではなく右サイドバックとしても鉄壁の守備を誇り、攻撃に参加しても無難にチームプレーをこなせる信頼性を備えた選手だった。
また彼の息子であるマルキュス・テュラムとケフラン・テュラムもフランス代表に招集されるほどのサッカー選手であり、次世代にその経験を残している。
セルヒオ・ラモス

最強だったポジション:サイドバック、センターバック
スペイン代表とレアル・マドリーで一時代を築いたセルヒオ・ラモス。その溢れる闘争心と情熱的なリーダーシップ、そして重要な試合でこそ発揮される得点力と勝負強さで多くの栄光を手にしてきた。
右サイドバックとしてセビージャのトップチームに昇格し、若くしてスペイン代表に選出されるなどブレイク。後にクラブでも代表でもセンターバックへとコンバートされ、世界屈指の守備者となった。
スペイン代表ではサイドバックとしてもセンターバックとしてもワールドカップやEUROの優勝を経験し、レアル・マドリーではチャンピオンズリーグを4回制覇。これほどまでに2つのポジションで活躍したディフェンダーは他にはいないだろう。
