2026年の北中米ワールドカップ開幕を控え、数多くのチームがキャンプ地に選んだメキシコのサン・ニコラス・デ・ロス・ガルサ市が、いま国際的な熱狂に包まれようとしている。

7日に『mvsnoticias』が伝えたところによれば、サン・ニコラス・デ・ロス・ガルサ市のダニエル・カリージョ市長は、ワールドカップの本大会に向けた準備期間に日本代表、スウェーデン代表、南アフリカ代表、そして韓国代表の4カ国が市内の施設でトレーニングを行う予定であることを明らかにしたとのこと。

それによれば、日本代表はメキシコリーグの強豪クラブであるUANLティグレスのハイパフォーマンスセンター(通称:エル・ルド)を拠点に短期集中合宿を実施する予定であるという。

一方、スウェーデン、南アフリカ、韓国の3チームは、ティグレスが普段ホームゲームを行っている本拠地エスタディオ・ウニベルシタリオを練習拠点として使用する見込みだとのことだ。

なお、ティグレスはスペイン語の「虎」を意味する名前で、ヌエボ・レオン州立大学(UANL)を代表して作られたクラブとして知られる。ライトゴールドとダークブルーを基調としたチームカラーを持ち、3万9000人のシーズンチケットホルダーがいるというメキシコの人気クラブの一つである。

日本代表とスウェーデン代表は同じグループFに入っており、ともにメキシコのグアダルーペで1試合を戦う予定となっている。サン・ニコラス・デ・ロス・ガルサはそこからほど近い場所にあるため、本番に近い環境で準備をすることができそうだ。

カリージョ市長は「我々は6月の第1週までには、すべての準備を整えておかなければならない」とコメントしており、各国の代表チームの受け入れ態勢の構築に自信を覗かせているようだ。これに伴い、市当局は宿泊先から練習場までの移動ルートの確保や、ロジスティクスの設計、さらには警備体制の強化に既に着手している。

特にエスタディオ・ウニベルシタリオ周辺の出入り口や商業エリアにおいては、クラブ側と連携して警備を増強する方針だ。また、市内各地のレストランや公共スペースには試合中継を楽しめる特設会場も設置される予定で、市民がワールドカップの雰囲気を存分に味わえる環境を整えるという。

サン・ニコラス・デ・ロス・ガルサ自体は試合会場にはなっていないものの、複数の強豪国が事前キャンプを行うことで、2026年大会において重要な役割を担うことになりそうだ。

筆者:石井彰(編集部)

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