今大会の日本代表ワールドカップメンバーに最年少で選ばれた後藤啓介。
身長192センチと日本人離れした体躯を持つ20歳の大型ストライカーだ。
ジュビロ磐田時代に17歳260日で最年少ゴール記録を樹立すると、18歳時点にベルギーのアンデルレヒトが青田買い。
今シーズンは日本人が多く所属するシント=トロイデン(STVV)へレンタル移籍すると、13ゴールとブレイクし、列強クラブから関心を寄せられるようになった。
ただ、先月23日に行われたSTVV対アンデルレヒト戦で騒動が勃発。STVVが勝利した試合後に後藤は喜びを爆発させると、一部のアンデルレヒトの選手が彼に詰め寄る事態になったのだ。
22日には両チームの再戦が行われるが、『Het Nieuwsblad』のアンデルレヒト番記者ユルゲン・ヘリルは、こう語っていた。
「STVVとユニオンとの対戦がまだ残っているが、状況は依然として厳しい。
木曜日には、STVVにレンタル移籍中の後藤が戻ってくる。
先日、この日本人選手がアンデルレヒト戦でセレブレーションをした際にかなり騒ぎになった。
アンデルレヒトサポーターは、今やすっかり冷笑的になってしまったので、後藤を再び応援することさえするかもしれない」
残り2試合時点でSTVVは、すでに3位が確定している。
一方、後藤を放出したアンデルレヒトは、STVVに負けてから2分4敗と大失速。現在4位ながら、2試合の結果次第では来シーズンの欧州コンペティション出場を逃す可能性がある。
そういった状況にアンデルレヒトサポーターは冷めきっており、皮肉を込めて騒動のあった後藤を応援するかもしれないということのようだ。
筆者:井上大輔(編集部)



