前田大然と旗手怜央が所属するスコットランドの強豪セルティックは、23日に行われたダンファームリンとのスコティッシュカップ決勝に3-1で勝利し、リーグとの2冠を達成した。

前田は前半19分に先制ゴールをマーク。ロングボールに抜け出すと、飛びだした相手GKの頭上を射抜く技ありシュートを決めてみせた。

BBCで解説した元スコットランド代表FWジェームズ・マクファーデンも「前田の並外れたフィニッシュ。パニックにならずに冷静沈着。崇高なフィニッシュだ」と舌を巻く見事なゴールだった。

これで前田は7試合連続ゴール(計9得点)を記録。これはセルティック選手としては1997年以来のこと。

昨夏の移籍破談後には調子を崩した前田だが、最高の形でシーズンを締めくくった。彼は今夏の移籍が確実視されている。

先日、セルティックのマーティン・オニール監督は、前田をセルティック史上最高の助っ人FWヘンリク・ラーションに例えたが、BBCも「大胆な発言だったが、セルティックファンで異論を唱える者はまずいないだろう」と伝えていた。

「あらゆる兆候から見て、前田は今夏、セルティックを去ることになるだろう。激動となったシーズンにおいて彼の存在感は計り知れない。前田はまさに中心人物だった。

前田は、並外れた補強だった。東京を出発する新幹線のようにディフェンダーを追い詰める厄介な存在であり、試合前も試合後も相手を眠らせないほどの圧倒的エネルギーと粘り強さを持つ。

本来はウィンガーだが、古橋亨梧が退団し、クラブが後任探しで精彩を欠いた後、セルティックの拙い補強を救ったのは彼だった。前田は代役としての役割を果たした。

窮地に立たされた時、セルティックにとって彼はまさに巨人だった。情熱的で、集中力が高く、誰よりもチームを勝利に導くことに貪欲で、その実現に誰よりも大きな影響力を持っていた。

彼が去れば、セルティックは彼を惜しむだろう。ゴールだけでなく、そのエネルギー、誠実さ、献身的なプレー、そして走り続ける力。彼は決して立ち止まらなかった。

もしこれが別れなら、これ以上素晴らしい別れは想像できない」

ワールドカップを控える日本代表にとっても前田の復調は朗報といえる。

筆者:井上大輔(編集部)

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