今シーズン限りでの現役引退を発表した39歳の元なでしこジャパンDF岩清水梓。
2011年の女子ワールドカップ優勝メンバーが、また一人ピッチを去ることになった。
ラストマッチは、5月23日に行われたAFC女子チャンピオンズリーグ決勝のネゴヒャン戦。0-1で敗れ惜しくも準優勝に終わった一戦を経て、25日に自身のSNSで改めて引退の気持ちを綴った。
「現役生活が終わりました。WEリーグが終わってからゆっくり振り返ることもなくAWCLを闘い抜いたので、改めて書きたいと思います。
最後に莫大な悔しさで幕を降ろしました。目の前で優勝されるのは本当に嫌なものです。
優勝するチームがあれば、目の前で逃すチームがある。勝ちと負け。残酷なことにどちらかで決着が付く。
でも勝負の世界とはこのこと。私たちが優勝したとき裏には悔しさがある。
嬉しさをまた共有したい。悔しさを次こそは取り返したい。
この連続が現役を続けてきた理由でした。
今回の悔しさを晴らす場所はありません。いや、悔しいけど悔しがるほどやれてない。チームの戦力になれていない。それが私の引退の理由です。
みんなを支えて優勝させてあげたかった。ただ私は魔法使いではないから、なんの引力もなかった。申し訳ない!AWCL決勝という舞台に連れてってくれてありがとう。
この先、後輩たちがベレーザの新しいページを作っていってくれます。私がいなくなろうが、ベレーザが止まることはありません。これからは、ピッチの外からベレーザを見守りつつ現役選手ではできなかった貢献の仕方をしようと思います。
最後になりますが、長い間たくさんの応援をありがとうございました!!緑のユニフォームが大好きでした。そして幸せなリーグ最終節でした。忘れることはありません。
ヴェルディサポーターのみなさんも最後に素敵な景色をありがとうございました」
第一子の出産を経て、強い気持ちでピッチへ戻ってきた岩清水。そんな彼女だからこそチームの力になれていない現状が引退の決め手になったようだ。
なお、2011年の女子W杯優勝メンバーでは、GK福元美穂(岡山湯郷Belle)、DF熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス)、DF田中明日菜(華川KSPO)、MF宇津木瑠美(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、MF上尾野辺めぐみ(アルビレックス新潟レディース)、FW安藤梢(三菱重工浦和レッズレディース)、FW川澄奈穂美(アルビレックス新潟レディース)、FW高瀬愛実(INAC神戸レオネッサ)の8名が現役を続けている。
筆者:奥崎覚(編集部)
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