ドイツ2部へ降格したザンクト・パウリで、日本人選手たちの去就が注目されている。なかでも大きな話題になっているのが、24歳の日本代表MF藤田譲瑠チマだ。

『stpauli24』によれば、彼に対してはドイツ・ブンデスリーガのアウクスブルクが強い関心を示しているという。さらに、それ以外にも魅力的な選択肢が浮上する可能性があると伝えられている。

そして、仮に移籍が実現すれば、ザンクト・パウリにとっては「クラブ史上最高額の売却」になる可能性があるとのこと。『Transfermarkt』における藤田の市場価値は1000万ユーロ(およそ19億円)となっている。

これまでのザンクト・パウリ史上最高額売却は、昨季フィリップ・トロイがフライブルクへ移籍した際の550万ユーロ(およそ10億円)とされており、藤田の移籍金がその金額を上回れば、クラブレコードを更新することになる。

藤田にとっては、ザンクト・パウリで見せたパフォーマンスが高く評価されたという事実がある一方で、今夏のワールドカップに臨む日本代表メンバーから外れたことは、「大きな痛手だった」と現地で伝えられている。

クラブでの評価は高まりながら、代表では厳しい競争に敗れた藤田。だからこそ、この夏の去就は今後のキャリアを大きく左右するものになるかもしれない。

また、ザンクト・パウリには藤田以外にも日本人選手が所属している。

DF安藤智哉については、現時点で本人が移籍を強く求めているわけではないという。2部に降格したあともクラブに残る可能性はあるようだが、今後より好条件のオファーが届いた場合には、状況が変わる可能性もあるとされている。

一方、FW原大智の立場はやや厳しい。27歳の原は、ザンクト・パウリで十分なインパクトを残すことができなかった。ブンデスリーガでの出場時間は合計45分にとどまっており、現地では「他クラブが本格的に獲得へ動く可能性は高くない」と見られているようだ。

筆者:石井彰(編集部)
画像出典:Getty Images

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