今シーズン、オランダ1部NECで大活躍を見せた22歳の佐野航大。
岡山県出身で、ファジアーノ岡山でプロになると、10代の頃から海外でプレーしてきた。
サッカーIQに優れたMFとしてブレイクを果たすと、冬の移籍市場では、アヤックスやノッティンガム・フォレストなどが2000万ユーロ(約37.2億円)の移籍金を提示したとされているが、NECはそれを拒否した。
ただ、佐野はワールドカップ日本代表メンバーから無念の落選となり、兄である海舟とともに世界の舞台に立つ夢は残念ながら実現せず。
その佐野はこの夏のステップアップが必至とされており、ドイツ1部のシュトゥットガルトも関心を寄せている。
これまでも酒井高徳、岡崎慎司、遠藤航、伊藤洋輝、原口元気、浅野拓磨、細貝萌、チェイス・アンリら多くの日本人選手がプレーしてきたシュトゥットガルトは、今シーズンのブンデスリーガで4位と躍進し、来シーズンはUEFAチャンピオンズリーグに出場する。
『Bild』によれば、佐野のシュトゥットガルト移籍は、ドイツ代表MFアンジェロ・スティラーの去就次第になるかもしれないようだ。
今夏のワールドカップメンバーにも選ばれたスティラーは25歳のMF。もとは名門バイエルンで育成された逸材で、2023年からプレーするシュトゥットガルトでブレイクするとブンデス屈指のMFになった。
彼はこの夏に退団する可能性があり、シュトゥットガルトはその後継者リストを作成。佐野も補強候補のひとりになっているようだ。そのうえで、こう伝えられている。
「佐野航大は、マインツのスター選手である兄の海舟に続き、ブンデスへ移籍する可能性もある。
シュトゥットガルトは、この日本人選手を獲得するために約2000万ユーロの移籍金を支払う必要があるが、これは高額すぎる。
しかし、スティラーの退団によって巨額の移籍金(少なくとも5000万ユーロ=約92億円)が得られるなら、移籍は容易に実現可能になるはずだ」
シュトゥットガルトはスティラーを高額で売却した場合、それを元手に佐野の獲得に乗り出す可能性があるようだ。
筆者:井上大輔(編集部)
画像出典:Getty Images



