ついに開幕を迎えた今大会のワールドカップは、アメリカ・カナダ・メキシコで共催される。
アフリカ予選を勝ち抜いたガーナ代表は、17日にパナマとの初戦を戦うが、主力MFトーマス・パーテイは欠場となる。
32歳のパーテイは強豪アトレティコ・マドリーやアーセナルでもプレーしたスター選手で、今シーズンはスペイン1部ビジャレアルでプレーした(アーセナルからのレンタル)。
『BBC』などによれば、パナマ戦はカナダのトロントで行われるが、パーテイはカナダへの入国が拒否されたために、欠場を余儀なくされることになったという。
彼は女性4人から複数の性的暴行容疑などで告発されており、現在係争中。本人は無罪を主張しており、来年から公判が始まる見込み。
FIFAは、カナダ政府がパーテイのビザ申請を却下したため、ガーナ代表の拠点であるボストンから渡航できないことを確認。そのうえで、「FIFAは、ビザの発給審査を含む開催国の入国手続きには一切関与していない。ビザの発給および入国許可は、最終的に開催国政府が決定する」としている。
アメリカの税関・国境取締局は、「アメリカはパーテイに関する係争中の裁判について認識しているが、現時点では、同氏は有罪判決を受けておらず、ビザが発給された上で入国を許可されている。彼が入国を拒否されたことについてはカナダ側に委ねている」としている一方、カナダ政府のHPでは「犯罪を犯したり、有罪判決を受けた場合、カナダ入国が許可されない可能性がある」と記載されている。
パーテイの入国拒否騒動にガーナ国民は衝撃を受けており、SNS上で不満の声が多く上がっているという。
ガーナのスポーツ大臣も、彼は起訴されたものの有罪判決を受けておらず、今回の処分は「完全におかしい」と述べたとのこと。
ガーナはグループステージ残り2試合はアメリカで戦う。
筆者:井上大輔(編集部)
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